【痛み 仙台 オステオパシー】その痛みは温めた方がいいのか、冷やした方がいいのか?  

query_builder 2019/08/06
その他症状
オステオパシー治療院field
急性期の痛みは温めてはだめ

いまだに多い質問です。風呂・温泉好きの国民である日本人はなぜか

温めれば治る説」を強く信じている方も多く、(わたしも子供の頃よく親に「そんなの風呂入れば治る」

と言われてました) ギックリ腰になった直後に無理をしても風呂に入る人もいます。

これは下手をすると一歩も動けないような状態になり

自宅に救急車を呼ぶ羽目になることもあるので止めましょう!

以前わたしが診た患者さんは、施術後にお風呂に入って救急車のお世話になりました。

「お風呂には入らず、シャワーだけにしてね」と言ったにもかかわらずです・・

一部では予後がいいとのことで、「温め」を推奨している医師や研究者もいますが、

これは医療関係者が管理したうえで有効な手法だと思います。

痛い時はひとり、あるいは家族のみが周りにいるだけですので、

やはり温めはおすすめしません。

そもそもなぜ「温め」がいいと思うのか、それは血流がよくなって組織の柔軟性が増すのと、

痛みの閾値が上がって痛みが感じにくくなるという効果があるからです。

確かに疲労による「こり」には有効ですよね。

じゃあなんで温めてはいけないかというと、一般的には「炎症がひどくなるから」と

言われていますね。確かにそのとおり。じつはもうひとつ理由があります。それは

「静脈血の慢性的な局所停滞があるから」です。実はこれがけっこう色々な痛みの要因になって

いるんです。ケガしたところ、要は損傷した組織には大量の血液が流れ込んでくることで治癒が

進むのですが、それとセットで発痛物質や古い細胞などは速やかに静脈血に乗って

回収されなければいけません。これが上手くいかないと局所に発痛物質などが残り、より痛みを助長

させてしまうのです。

お風呂に入っているときは痛みが治まったような気がして安心するのですが、出てから数分経つと、

お風呂に入る前よりも痛みが増してしまうのは静脈血の流れが悪いせいです。

これを踏まえて、施術の現場で求められることは何かというと、いたずらに血流を良くするのではなく、

まずは排液を促すような施術を行うべきでしょう。深い呼吸ができるようにしてあげるだけでも、

静脈血の流れは変わるので有効です。

原因不明で痛みが出たのであれば、一度静脈、リンパの状態をチェックしておくのが賢明です。

常に老廃物が素早く回収されるような排液システムを維持できれば、実はギックリ腰などの

ひどい痛みに襲われることはないんです。

循環を良くするというと、ほとんどの人が動脈血の方ばかりを意識してしまいますが、動脈血の流れが

悪くなることはほとんどありません。気にしなければいけないのは静脈血のほうだということを

覚えておきましょう。

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