高専在学中19歳でバイク事故に会い、その時受けたリハビリをきっかけに医療に関心を持つようになりました。
一度はエンジニアの道に進むも、3年で退職。たった3年ではありましたが、会社が人材育成に熱心だったことと職種がら多くの業種の方と接点を持たせてもらったことは、現在医療業界という畑違いの世界にいても大いに役立っております。
24才で理学療法学科を持つ大学を受験し合格。卒業後は理学療法士として10年以上病院・施設で多くの患者さんの健康と向き合ってきました。
何事も手を抜けない性分なので、それなりに努力をし納得のいく仕事ができていましたが、「オステオパシー」と出会って考えが一変しました。
オステオパシーはいまだに知らない人の方が圧倒的に多い医療体系。日本だと100人中2~3人ぐらいしか知らないと思います。しかも型にはまった治療法ではないので、習得が極めて困難なのです。
長年学び続けたとしても習得できるという保証はまったくありません。オステオパシー治療家が少ないのはこういった背景があるからです。
わたしも学び始めた当初は不安でしたが、「自分がこの技術を習得出来たらどんな患者さんが来ても大丈夫だ・・」というワクワク感の方が強かったので、その習得に可能な限りお金と時間を投資してきました。
果てしなく遠い道のりだと思っていたオステオパシーの技術習得も気づけば10年。
「わたしがやっている治療法はオステオパシーです」と言っても恥ずかしくないぐらいの効果が出せるようになるまでは5年かかりました・・・。その時に病院を退職。オステオパシーだけでやっていくことを決意しました。
そこからさらに5年が経過し、現在は10年前から憧れ続けた脳神経に対する治療アプローチも学ぶことができ(脳神経分野は一定レベルの知識・技術がないとセミナー参加資格が得られない)、臨床においても効果を出せるようになりました。
わたしの夢はオステオパシーが多くの医療機関で急性期から取り入れられることですが、医療業界の古い体質は何ともなりませんから簡単ではないでしょうね。とにかくこんなにいい治療法が埋もれてしまっている現状が勿体ない。
地道に認知度を上げていくしかありません。日本人の約3割に認知されるようになれば医療業界もきっと変えられるはず・・
しかもこの場合月並の治療では駄目。感動レベルの治療を提供できない限り認知度は上がらないでしょう。
わたしも認知度upに貢献できるよう日々精進を欠かさず頑張ります!
はじめの一歩は
「これ治るのかな・・」から「なんだか治りそう!」へのマインドチェンジ
治療を始めるうえで大事なこと。それはマインドの変化です。頭の中と心とからだが一致することが大切。
治っているという喜びを実感し、その理由もちゃんと理解していること。それがないと大きな治癒力は生まれないと思っています。
そこに導くのがわたしの務めです。半信半疑で治療を受けるのではなく、しっかり自身の体と治療家(わたし)と向き合ってみて下さい。
このホームページでオステオパシーを知ったのも何かのご縁です。
あなたのお力になれる日が来ることを楽しみにしております。
オステオパシーについてはこちらで説明しております。
https://oste-field.com/osteopathy/