治療家もわかってない健康ガイドライン2024

query_builder 2024/09/02
ブログ
古典的要因と現社会的要因

これまで私が挙げてきた動画を観てくれているマニアックかつ真面目な方々ならば不調の要因がなんとなく分かっているかもしれないが、

改めてまとめてみたいと思う


わたしが思うに、不調の要因は大きく2つに分類される


1つは古典的要因、もう1つは現社会的環境要因である


古典的要因というのは太古の昔から変わらない要因、地球上にいる限り逃れられないものだが、生物学的に正しいことをしていれば古典的要因はゼロにすることも可能である


人間は地球上で安定した直立二足歩行ができる唯一の生物というのが、人間に与えられた揺るがない特徴である 


地球上の生物に対して生涯求められるのは自らの特徴・能力を十分に活かして生を全うする それだけ 

それさえしていれば自己免疫力が勝手に働くから実は病気になることはない 

我々にはそういうシステムが組み込まれていると思っていればいい


もちろん生きていくために必要な栄養を食事から摂り続けることとケガをしないということは大前提としておく


野生の動物においては自らの特徴・能力を十分に活かすということは当たり前のこと 

そうしなければ生き残れないのだから使うしかないのだ


ところが人間はどうだろうか?

我々は我々の特徴である直立二足歩行をしっかりやれているだろうか?

ただ歩けばいいというわけではない

構造すべてを活かしきれてなければ意味がない 


少しでも構造を無視すれば、徐々にバランスは崩れてあちこちに機能低下を引き起こし始める


人間がもっとも無視している部位がある

それはどこかというと足部構造である 


原因は靴の存在で間違いない!


人間が他の動物と違うところはたくさんあるが、わたしは物作りができるという点が非常に大きいと思っている 


ここでいう物作りとは単純な物作りではなく、自然界には無いものを新しく作り出すということである


それは自然界の法則から外れる危険性があるということも意味しているのだが、それをあまり危惧していないのが問題なのだ


人間が求め続ける欲求、それは・・・


より便利(楽)に・・

より効率よく・・


でもこれを求めすぎると人間の生物学的特性が活かされない状況に陥ることがある


その最たるものが靴だとわたしは考えている 次点としては椅子を挙げたい


どちらも日本では明治時代に一般にも普及したもの

それまでは草鞋や下駄が主流であり、これもクツの仲間ではあるが、靴ではない 草履や下駄は足指や甲(アーチ)の機能を邪魔しないからよかったのだ


靴や椅子を使用するようになってからわずか100数年、

人類が直立二足歩行が出来るようになったのは500万年以上前、現代人と近い形となってから数えても30~40万年前である


100/400,000年×100(%)=0.025%

つまり現代人に近い形の人類が誕生して現在に至るまで靴を履いている時間は全体のわずか0.025%の時間に過ぎないのである


靴を履くこと、椅子に座ることが当たり前と思っている方がほとんどだろうが、長い歴史の中でみれば、異常なことでしかないのだ


足部の役割というのは非常に重要で、それは”生物学に基づいた健康理論1.歩行について”で述べているので観てください


そうすれば靴を履くことの弊害が分かると思う


同様に椅子に座ることの弊害も”生物学に基づいた健康理論2.座位について”を観てもらえれば分かります


まとめると、

わたしが挙げている不調の2大要因の1つである古典的要因というのは

生物学とくに構造ー機能を無視した行為ということである


極論を言えば、靴を履かない、座らない、足指・アーチをしっかり使って1日約10,000歩歩く これらを実行すれば古典的要因に伴う不調は完全解消できるとわたしは思っている



続いて不調の2大要因2つ目の現社会的環境要因についてだが、

これは代表的なものだけ挙げると

電磁波、放射能、PM2.5などの化学物質、食品添加物、ワ〇チン等の薬害 のことである


環境要因ではなく現社会的環境要因としたのは、これらが自然ではなく人工的に作られたものだからである


広義として捉えると

前述した”靴”も社会に合わせて作られたものであり、それが健康面においては弊害となっている

であるなら、そういったもの自体、便利さばかりを求めてその影に生じる長期的な弊害に目を向けようとしない社会の風潮も現社会的環境要因に含めた方がいいとわたしは考えている



これらが古典的要因と異なる点は 変化し続けて、より重大な影響を与え続ける ということである


もちろん対処が難しいのはこちらである


古典的要因はマクロレベル(大きい)で人体に影響を及ぼすことに対して現社会的環境要因はミクロレベル(小さい)で人体に影響を及ぼす


ミクロレベルとは細胞や細胞間マトリックスなど肉眼では見えない構造物や膜電位、体内微弱電流などの実際には見えずにあくまで推測下の存在とされているものを指す


ミクロレベルで起きている事象を把握することは非常に難しいので、実際にこのレベルで異常がある場合でもアプローチは困難であり、改善に至らないことの方が多い


わたしが言いたいのは、この2つの要因が現代人の不調の柱となっているということ どちらかだけということはなく、必ずこの2つが混在して存在し不調を引き起こしているのである


こういった状況下において改善を目指すのであれば、あなたがまずやることは古典的要因の影響を極力ゼロに近づけるということになる


だがしかし、あなたはこれをやってこなかったから今の不調を抱えているのである 知らなかったのだから仕方がないが・・


それに現代社会において靴を全く履かない、椅子に全く座らない ということは有り得ない だが靴を履き続ける限り、椅子に座り続ける限り人間は生物学特性から外れ不調をきたしていく


じゃあどうすればいいか?


だから靴を履くこと、椅子に座ることの代償としてセルフケアをするか施術を受けるかをしなければいけないのである


ただ古典的要因による不調に対しては真面目に取り組めばセルフケアだけでも何とかなるので皆さんには頑張って取り組んでほしい


問題は現社会的環境要因の方である

前述したが、ミクロレベルのことを管理することはまず無理

見えないのだから当たり前だ


こちらに対しても過去動画

”今の時代、これを知らないと良くならないよ”

”電磁波対策について”

を観て学んでください 過去ブログにURL貼ってあります


以上のことを踏まえてまとめますと

正直今後皆さんが健康をずっと維持していくことはかなり難しいです


なぜなら2大要因の2つ目として挙げた現社会的環境要因は今後ますます強力になっていき対応が非常に困難だからです


これが我々治療家の課題なわけですが、世の治療家はどうでしょうか?

未だに古典的要因から生じる症状、つまりマクロレベルで引き起こされる症状の改善に躍起になっています 

しかもそれが靴や椅子の存在から引き起こされているという答えに辿り着いてさえいない


それでも改善はするんです ただし戻る・・

だって本質が分かっていないのだから


今の時代

「1回あるいは数回の施術で症状が改善して戻りません!」と意気揚々と発言している治療家はわたしから見たらただの阿保です


「わたしは古典的要因の方しか考えてません、表面的にしかみてません」と宣言しているのと同じ


数回で治って戻らないなんてことは絶対に有り得ない これが言えたのは約10年前まで


放射能、電磁波(5G)、ワ〇チンの影響がここまで強くなった現代においては完全に健康な人などもはや存在しないんです


治療家は時代に合わせて考え方、やり方をシフトしなければいけないんです


我々が力を入れなければいけないのは現社会的環境要因に対してのアプローチの方


古典的要因で引き起こされている症状は早期にセルフケアだけで対応できる形に持っていくべき 治療家がいつまでもこのレベルに留まっていてはダメだ!


とりあえず靴と椅子の弊害を考えられてない時点でその治療家は先に進めないよ・・テクニックに走らず物事の本質を捉えるよう努力しよう


ここでわたしの話をするが、わたしは現時点においてこの現社会的環境要因に対してはミクロレベルの事象を感知できる触診技能と波動の利用によって対応しています


概ね成果を挙げれていますが、それでもまだまだです 


今の状況に対応できるようになったとしてもまた環境は悪化していくので、治療のやり方は常に模索していかねばなりません


皆さんにおいても現代がどういう状態なのかをこのブログ内容を参考に見つめ直して欲しいと思います


症状がない=健康 ではないんです


例えばある脳神経核に異常があれば感覚は鈍り、痛みが感じにくくなっているケースも増えてきています


セルフケアとメンテナンスの重要性が今後ますます高まっていくことをご理解いただければと思います

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