腰痛も肩こりもガンも脳卒中もすべての不調の原因じつはこれ! 【整体 仙台】
立ってたら疲れるから座りぃ
電車の中では時々そんな言葉を聞きます
でもじつはこの認識こそ人類が色々な症状で悩まされるようになった最大の原因かもしれません
じつはわたしたちの体に座るための構造、機能はありません あくまで人間のからだの構造は二足歩行するためのものです
骨盤を形成する骨のひとつを「坐骨」と名付けてしまったのが悪かった・・これを名付けた人は相当罪深いです
江戸時代までは床の上に直接座っており、これはこれで体には負担をかけていたのですが、何時間も続けて座るということはほとんどありませんでした
正座の場合下肢全体が骨盤のクッションになっている点も大事です
加えて、国民全員がかなり歩いていたので(一説では1日に平均3万歩ぐらい歩いていたらしい)骨盤内の体液循環も良かったのです
江戸時代まで腰痛は殆どなかったと言われる背景にはこういった理由があったわけです
明治時代になると一般にも椅子が普及して、座位で作業するような業種も増えました
そう、このへんから不調になる人が急増していったのです
骨盤は座る為の土台ではありません
骨盤の構造、働きはあくまで歩行の際に上半身の荷重を下肢に効率よく伝えることを目的としたものです
でも皆さんは「立ちっぱなしは辛い、座ると楽」と思い込んでしまっていますよね?
漫画やアニメでもみたことがあるはずです
学校の教室での一コマ
先生が生徒に向かって
「廊下に立ってなさい‼︎」というシーン
(現代はいろいろと問題になってしまう面倒くさい世の中なので、こういった罰もなくなっていますが・・)
立つということは座っていることよりも辛いという認識だからこそ成り立つ罰です
わたしから言わせれば、教室の硬い椅子に40〜50分座り続けさせられることの方がよっぽど拷問です
廊下に立たせるってむしろご褒美なんちゃう?
なぜ人類はこれだけ科学が進歩しているにもかかわらず、不調になる者が増え続けているのか?
これさえ知っておけば、腰痛をはじめとする不調から解放されます!
では思い浮かべてみてください
骨盤だけで体を支えるような姿勢をとる動物っていますか?
犬も猫も猿もおすわりはしますけど、長時間はやらないですし、よく見ると足でもちゃんと支えており重心も前足に乗っているから骨盤の負担は少ないんです
じつは骨盤だけで体重を支える座位をとるのは人間だけなんですね
ではなぜそんなに骨盤に体重をかけることが悪いのか説明していきます
まずは骨盤の中央かつ末端にある尾骨ですが、ここには硬膜が付着しています
簡単に言うと硬膜は脳や脊髄を包んでいる膜です
強く尻餅をついたときに脳天まで突き抜けるような衝撃があるのは、地面からの突き上げのベクトルが頭に向かうことプラス硬膜を介して脳が引っ張られるからです
尾骨と脳、脊髄の繋がりは強いのです
ですから尾骨に体重を乗せるということは常に脊髄や脳を引っ張っているのと同じなんですね
そんな状態、いいわけがないでしょ?
次に寛骨 仙骨の両サイドにある骨ですね
寛骨は腸骨、恥骨、坐骨の3つの骨の総称です 大人になるとこの3つの骨は強く結合していますが、わずかに動きます
一般的に座位では坐骨結節という部位で体重を支えることになるのですが、骨盤を後傾すると仙骨や尾骨でも体重を支えることになります
どちらにしても骨盤には負担がかかり、歪みが生じてしまいます
寛骨の内側には腸骨筋という筋肉が張り付いています
一般的にはこの筋肉は股関節の屈筋として理解されていますが、実際には骨に張り付いている面積が大きく稼働部位は少ないので、関節運動に適した構造ではありません けっこう特殊な筋肉と言えます
この筋肉の本当の働きは骨盤内で内臓の動きを邪魔しないように支えるというものです
いわばクッションの役割があるわけです
座位時間が長くなるとこの筋肉が固まってきます
そうすると骨盤が開きにくくなるだけじゃなく、内臓のクッションもなくなるわけですから、内臓にもダメージが生じるわけです
そうなると便秘、下痢、子宮筋腫、子宮内膜症、不妊症などに大きく関わってきます
さらには膜の繋がりから呼吸や循環機能にも影響を及ぼします
座位というのは本当に体に悪いのです
冒頭にも書きましたが、人間は座るための構造を持っていません
「たまたま座ることもできるだけ だからあまりやらない方がいい」という認識に変えましょう!
人類が抱えている不調の多くは座位をとるようになったせいです!
健康な方でも座位をまったくとらないという方はいませんが、1日の座位時間は短い方が多いです
よく歩く方は電車に乗っても椅子に座らない傾向にあります なぜならば座った方がしんどいと感じるからです これが正しい体の反応なんです
現代人は歩かなくなったことで下半身の筋持久力が低下し長く立っていられなくなっています
こうなると必然的に座る時間が長くなります
するとこれまでに説明したように骨盤が硬くなり、色々な不調が生じて、より歩かなくなります
この悪循環から脱出できないかぎり不調は続くのです
解決策は簡単です
「座るな、歩け」です
若い人はすぐ実行すればいいです
ただ座位が当たり前という社会ですから、いつでも立ったままというわけにはいきません
学校なんてまさにそうですよね 授業中は硬い椅子にずっと座っていなければならないのですから・・
なので以下のことを参考にやれる範囲でいいから実行してください
・食事とトイレの時以外は座らないぐらいの気持ちが大事
・1日の座位時間を決める トータル5時間未満を目指そう!
・連続で15分以上座らない
・15分座ったら、100歩歩こう
・どうしても座っていなければいけない時はクッションを使う わたしはジェルパッドで骨盤全体の負担を軽くした上でさらにドーナツクッションを乗せて尾骨を保護することを推奨しています
・座るくらいならば横になった方がいい
・1日最低3000歩歩く
これを実行して、硬膜、腸骨筋を硬くしないようにすれば、とくに肩こり、腰痛なんかはすぐに良くなります
すでに下半身の筋力が衰えて骨盤もガチガチという方には難しい課題かもしれません
それでも整体などに頼りながら「座るな、歩け」を意識して生活していけば、絶対に体調は良くなります
わたしが言っているのは肩凝りや腰痛だけじゃないですよ 癌や心疾患、脳卒中予防にも大いに関係することだからめちゃくちゃ大事なんです
しつこいようですが、最後にもう一度
「座るな 歩け」 これだけでOK
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