症状が良くならない一番の原因はあなたのその思考 | 整体院を運営するスタッフが仙台から施術に関して定期的に耳寄り情報を更新しています

長いこと治療家をやっていますと、良くなる人、良くならない人は初回の感じで分かってしまう。

それは決して症状の重い、軽いではなくて、その人のマインドである。

「治してもらおう」という人はまず良くならない。それは100％人任せだからである。まず自分の治癒力に自信がない方は、あなたの体もあなたの期待に応えてはくれない。つまり治癒力を発揮してはくれない。自分の体への感謝がないのだから当然だ。

「どうすれば良くなるのか知りたい」という方は良くなる。自分で努力して足りないところだけを治療家に頼る、この形が理想なのだ。

ちなみに本来ヒトに備わっている自己治癒力が100％常に働いている状況であれば、ヒトは不調にはならない。なってもすぐに回復する。

わたしが目指しているのは直接症状の原因を取り除くことではない。それもできるが、再発の可能性を下げることができない。自力で取り除ける治癒力を復活させることが最も大切なことである。

治癒力がしっかり育つまでは再発は免れない。だから努力して正しい歩行を身に着ける必要がある。

でも歩くと痛くなるから・・という方が多い。それは甘えだ。

それは正しい歩き方を守っていなかったり、歩かない日を作ってしまっているせい。

極端な話、人間は歩いているときは健康に近づき、それ以外は不健康になっていると考えていい。日中で連続3時間歩いていない時間帯があったら悪化する。もっと歩行に対して真摯に向き合いなさい。

回復の軌道に乗るまでは歩かない日を作っては絶対にいけない。

例え世界一の治療家の施術を受けたとしてもあなたの自己治癒力以上の効果は出せないということをあなたは気づいていない。

こう考えなさい。人間の構造は歩くためのもの、つまり歩くことが一番容易であるはずの構造、それが出来ないのならば何もできないということ。

だからまずは歩行を完璧にこなしなさい。

わたしは自己治癒力を高めるための運動指導もしているが、残念ながらわたしの言う通りのことを実行している人は少ない。

中でも五本指ソックスさえ履かないのは意識が低い証拠と捉えている。

まだまだ「治してもらおう」意識が強すぎる。これが世の風潮ともいえる。

自己治癒力を高めるのは一に歩行二に歩行、三四も歩行で五も歩行。

歩行以外にはない。断言する。

自己治癒力向上の鍵は”構造”に逆らわず、従うこと。

人間の構造は二足歩行をするための構造。だから歩けばいいだけ。

ただし靴を履いたら全く意味がなくなる。足部構造に逆らうことになるからだ。この認識の低さが現代の多くの不調の基盤になっていることに誰もきづいていない。

まず裸足の機能を取り戻しなさい。そしてそこから膝、股関節、脊柱というように失った正しいバランスを取り戻していきなさい。そうすれば自己治癒力は自然に高まる。

そうなったら不調の原因など探らなくていい。なぜなら勝手に治るからだ。

いい加減、この素晴らしい自己回復システムに気づけ！そうすれば病気もケガも怖くはない。

今は電磁波や放射能、化学物質、薬害などの脅威もあるが、これらと向き合えるのは十分な自己治癒力を手に入れた者だけということも覚えておいて欲しい。