様子見てどうするん？　様子を見るのは急性期だけ！ | 整体院を運営するスタッフが仙台から施術に関して定期的に耳寄り情報を更新しています

「じゃあしばらく様子見てみてくださーい」

これ、病院、クリニックで診療終わりの際にかけられる言葉「第１位」ではないだろうか？

至極当然の言葉のようであるが、それは場合による

ちなみにわたしは滅多に使うことはない

わたしがこの言葉を使うのはだいたいその日の朝や前日にギックリ腰になって当院に駆け込んできた人に対してぐらい　

あと学生の捻挫もかな・・

つまりは急性期の患者さんに対してしか使わないんです

ただ当院は急性期の患者さんをほとんど診ませんので・・

ギックリ腰も捻挫も１回、多くて２回の治療でほぼ治ると思っているので、あとは様子見でいいよ　ということで使っているんです

もちろん治療後に患者さんが自覚できる変化を出していること前提ですよ

病院やクリニックではどうなんでしょうね？

わたしは風邪ぐらいならば薬を処方したうえでこれを言ってもいいと思っていますが、例えば何カ月も続くような症状に対して原因もよくわからないうちから使っていい言葉だとは思いません

だって無責任じゃない？

その場で何らかの処置をして変化を出せたのなら言ってもいいかもしれませんが・・・そんなことほとんどないでしょ？

これは医療従事者側だけじゃなく、患者さん側にも言えることです

数カ月、数年悩んだ症状に対して治療を受ける場合、どのような覚悟で臨んでいますか？

当院に来られる患者さんで初回の治療で変化を感じられても

「少し様子を見てみます」という方がいらっしゃいます

それを聞いたわたしの感想は

「ん？・・・」です

説明不足もあるのかもしれませんが、そもそも自身の体のことをちゃんと認識していないように感じるのです

わたしからすればどんな症状であれ、それは二の次です

大事なことは

「今のあなたにはその症状を自力で治すのに十分な回復力がない」

という事実です

十分な回復力があるならば、数カ月も数年も症状で悩んだりはしません

わたしの治療に関しては

「回復力を妨げている原因を取り除き、再び回復力が働くためのスイッチを入れるような治療」

を行っていますので、施術がピタッとはまれば初回の治療だけでも十分な効果が出ることもあります

7，8年前だったら、その１回の治療だけでいい場合もありました

しかし現在はどんなにいい治療をしたとしても数週で回復力は停滞するであろうことはわかっているのです

それはなぜかというと、以前ブログでも触れましたが、環境が悪すぎるからです

PM2.5、ワ〇チン、電磁波、放射能・・

それに加えて歩行量不足、栄養不足もあります

これらが邪魔をして回復力が本当に伸びにくくなっているんです

だからある一定のレベルまでは継続して治療を続けないと、健康を維持するだけの回復力は得られません

それがわかっているから

「様子を見てください」なんて無責任なことは言えないんです

わたしは(慢性の症状に対して）症状が戻らないレベルまで改善させるには最低でも６回の治療は必要であろうと考えています。

じつは現在の日本の状況は、どんなに健康な人でさえも１～２カ月に１回以上は体にたまった外的環境からのストレスを抜かないと何らかの不調が生じてしまう、そんな状況なんです

わたし自身も日々体に溜まった電磁波を抜かないと、心臓を正常な状態でキープすることはできません

本当に大変な世のなかになったものです・・

十分な回復力を持っている人でさえも負けてしまうぐらい環境は悪くなっています

そういった状況であるのに、もともと回復力のない人が簡単に良くなっていくと思いますか？

いまや慢性の症状となってどこに行っても良くならず、新たな治療法を模索されているあなた！

どこに行ったとしても１回や２回の治療だけで

「数日あるいは数週間様子を見る」ことに意味は全くないですし、その期間が非常に勿体ないです

回復力が不十分な時期は治療であなたの体から外的環境ストレスを抜く必要があります　そうすることで回復力が邪魔されずに不調に対して働くようになっていきます

治療者とよく話し合って短期、中期、長期の目的・ゴールを明確にして治療に臨んでください

そうでないならば、まったく治療しないのと何ら変わりませんよ